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石橋克彦教授の国会公述・発言記録

2011-04-26

石橋克彦教授の国会公述・発言記録
■□■□■□■□■□■□■

○甘利委員長 これより会議を開きます。
 平成十七年度一般会計予算、平成十七年度特別会計予算、平成十七年度
政府関係機関予算、以上三案について公聴会を開きます。
 この際、公述人各位に一言ごあいさつを申し上げます。
 公述人各位におかれましては、御多用中にもかかわらず御出席を賜り
まして、まことにありがとうございます。平成十七年度総予算に対する
御意見を拝聴し、予算審議の参考にいたしたいと存じますので、どうか
忌憚のない御意見をお述べいただきますよう心からお願いを申し上げます。

 御意見を賜る順序といたしましては、まず井堀公述人、次に梶原公述人、
次に石橋公述人、次に山田公述人の順序で、お一人二十分程度ずつ一通り
御意見をお述べいただきまして、その後、委員からの質疑にお答え願い
たいと存じます。
 それでは、

【略】

○甘利委員長 ありがとうございました。
 次に、石橋公述人にお願いいたします。
○石橋公述人 神戸大学都市安全研究センターの石橋と申します。よろしく
お願いいたします。
 私は地震の研究をしておりますが、その立場から、迫りくる大地震活動期は
未曾有の国難であるというテーマで、それを賢明に乗り切るためには、地震
対策、地震防災対策というような技術的あるいは戦術的な対応では到底しのぎ
切れなくて、私たちの国土あるいは社会経済システムというものの根本的な
変革が必要ではないでしょうかという意見を述べさせていただきたいと思い
ます。
 日本列島の大地震の起こり方には、活動期と静穏期というのが認められます。
これは地学的、物理的に根拠のあることであります。非常に重要なことは、
敗戦後の目覚ましい復興、それに引き続きます高度経済成長、さらには、
人類史上まれに見る技術革新の波に乗って都市が非常に利便性を高めた、
高度化、高度に集中した都市が発展した、それで日本の現在の繁栄がつくられた
という、これは、たまたまめぐり合わせた日本列島の大地震活動の静穏期に
合致していたということであります。つまり、大地震に洗礼されることなく
現代日本の国土や社会というのはでき上がっているのでありまして、基本的
に地震に脆弱な面を持っております。
 ところが、現在、日本列島はほぼ全域で大地震の活動期に入りつつあると
いうことは、ほとんどの地震学者が共通に考えております。ということは、
非常に複雑高度に文明化された国土と社会が言ってみれば人類史上初めて
大地震に直撃される、それも決して一つではない、何回か大地震に襲われる、
そういうことであります。したがいまして、これは大げさでなくて、人類が
まだ見たこともないような、体験したこともないような震災が生ずる可能性
が非常にあると思っております。
 地震という言葉と震災という言葉が普通ごっちゃに使われておりますけれども、
私が地震と言っておりますのは地下の現象です。地下で岩石が破壊する、これが
地震であります。これは自然現象でありまして、よくも悪くもない、日本列島の
大自然として淡々と起こっている。我々が日本列島に住むはるか前から地震は
そうやって起こっているわけです。
 震災というのは、それに対しまして社会現象であります。地震の激しい揺れ
に見舞われたところに、我々の社会あるいは文明があるときに生ずる社会の
災害でありまして、社会現象だと思います。
 将来、具体的にどういう震災が起こるだろうかと考えてみますと、言って
みれば、広域複合大震災とでもいうべきもの、それから長周期震災、超高層
ビル震災とかオイルタンク震災とでもいうべきもの、それからもう一つ、
原発震災とでもいうべきものが将来起こり得ると私は考えております。
 それぞれがどういうものかは、近未来の日本列島の地震情勢に即してもう
少し御説明したいと思います。
 近未来の日本列島の地震情勢を簡単に言いますと、駿河湾から御前崎沖、
遠州灘あたりの非常に広い範囲の地下ですぐ起こってもおかしくないと
思われているのが東海巨大地震であります。その西、熊野灘では東南海地
射程距離に入ってきた。今世紀の半ばごろまでにはほぼ確実に起こるで
あろうと考えられています。二年ぐらい前ですか、特別措置法もできたわけ
です。東海地震に関しては、一九七八年に既に大規模地震対策特別措置法が
できております。
 場合によりますと、すぐ起こってもおかしくないと思われている東海地震
が少し先送りされて、つまり、大地が頑張ってしまってすぐには起こらない
で、東南海地震と一緒に、一八五四年に安政東海地震という非常な巨大地震
がありましたが、そういうものが起こるかもしれない。その場合には、引き
続いて南海地震が起こるかもしれない。一八五四年の場合には、十二月の
二十三日に東海地震がありまして、翌日二十四日、わずか三十時間を隔てて
南海巨大地震が起こりました。それから、一七〇七年にはこの両者が同時に
起こりました。そういうことも今世紀半ばにあるかもしれません。
 一方、首都圏に目を移しますと、首都圏直下の大地震は、これはマグニ
チュード七クラスの大地震と思われていますが、これは幾つか地下の候補地
がありまして、これもいつ起こっても不思議ではないと考えられております。
中央防災会議が昨年の十二月に被害想定を発表したところであります。
 しかし、過去の例で言いますと、一八五四年の場合には、安政東海・南海
巨大地震が起こったその翌年、一八五五年に安政江戸地震という直下地震が
起こって、江戸に大変な被害をもたらしています。将来もそういうことがあり
得ると思います。つまり、東海地震が起こってじきに、その年か翌年か二、三
年後かわかりませんけれども、首都圏直下で大地震が起こる、そういうことも
あり得ると思います。
 さらに、こういう東海・南海巨大地震に先立つ数十年間、内陸でも大地震が
幾つか起こる。既に、神戸の地震、それから昨年の新潟県中越地震はこういう
ものの仲間であっただろうと考えられております。
 その震災、災害の方でありますけれども、東海地震が起こりますと、もし
一八五四年と同じような、駿河湾の奥から熊野灘ぐらいまでの地下で非常に
広大な断層面が破壊するという巨大地震が起こりますと、まず、阪神大震災
と中越震災があちこちで、随所で同時多発するというようなことが起こります。
つまり、沼津、三島あたりから尾鷲ぐらいまでの各都市で都市型の震災が
起こるわけです。
 それと同時に、山地でも山地災害が起こる。内陸、甲府盆地とか諏訪湖の
周辺とか、場合によったら北陸とか、そういうところも非常に激しく揺れ
まして、そういうところでも激しい災害が生ずると考えられます。
 さらに、この場合には大津波が生ずるわけです。房総半島から尾鷲のあたり
までは大津波です。特に相模湾から尾鷲のあたりまでは非常な大津波で、海岸
の地形や何かによっては、あのインド洋の大津波に匹敵するようなことが
起こる場所もあるかもしれません。というわけで、これらは広域複合大震災と
言ってもいいものだと思います。
 二番目に、巨大地震というものが起こりますと、これは地下で地震の波を
出す領域が非常に大きいために、非常にゆったり大きく揺れる長周期の地震波
というものを放出します。これはもう物理的に必ず放出します。それが少し
離れたところへ伝わると、例えば東京湾の地下構造、伊勢湾の地下構造、
それから大阪湾の地下構造、そういうことの影響でさらにそのゆったりした
揺れが増幅されて、さらに、その受け皿の関東平野、濃尾平野、大阪平野、
そういうところが、ゆっくりとですけれども、非常に激しく大きく揺れます。
これを長周期の強震動、強い震動と言います。これは、超高層ビルや大規模
なオイルタンクやそれから長大橋、そういうものに大きな影響を与えます。
 超高層ビルが最近の都市再生というような政策によってどんどん建てられて
おりますけれども、最近の超高層ビルは、制震装置というようなものを備えて
揺れを抑えると言われていますけれども、まだ実際の長周期強震動に洗礼
されたことはありません。ですから万全かどうかわかりません。まして、
例えばバブル期にコストを切り詰めて建てられた超高層マンションなんと
いうのはかなり危険性が高いと思います。
 最近シミュレーションなんかも行われていますが、上の方の階は非常に
予想外に大きく揺れまして、家具の滑動、ピアノとか家具とか大きなテレビ
とかがもうすっと滑って、思いがけなく上に住んでいる人を押しつぶすと
いうようなことで、人的被害も起こり得ます。さらには、致命的な構造的な
被害も生ずるでしょうし、また、設備がやられますので、エレベーターが
動かない、水が出ない、トイレが使えないということで、上に人は住んで
いられない。
 ですから、超高層マンションや何かが林立して、非常に都市空間が有効
に活用されていると思っていても、その地震の場合には、結局、住民は
全部下へおりてきて、ブルーテントを張って地べたで避難しなければ
ならないということが起こり得ます。さらには、その構造物自体が損傷
するかもしれない。
 また、石油コンビナートのオイルタンクなんかも、その長周期の揺れに
よってオイル火災を起こす。これは、おととしの九月二十六日の十勝沖地震
のときに、苫小牧でオイルタンクの火災が発生して俄然問題になりました
けれども、こういうことが起こることはもうずっと前からわかっていること
であります。
 これが、超高層ビル震災とかオイルタンク震災と言ってもいいような
長周期震災であります。オイルタンクの火災、コンビナートの火災は、
火のついた油を乗っけた海水が津波によって市街地に遡上して、市街地
に延焼火災を誘発するというようなことも起こるかもしれません。
 三番目の原発震災ということでありますが、これは私が一九九七年に
つくった言葉ですけれども、東海地震の場合、東海地震の予想震源域と
いう、地下で地震波を放出すると考えられている領域の真上に中部電力
の浜岡原子力発電所がありまして、ことしになって五号機が動き始めました。
既に四号、大分年を経た四号までも動いているわけです。
 日本の場合五十三基の原子炉が今ありますが、地震には絶対安全だという
ことになっております。それから中部電力も、浜岡の原発は東海地震には
絶対耐えられるとおっしゃるわけですけれども、地震学的に見ますと、
いろいろ疑問点はあります。想定の地震、あるいは地震の揺れがまだ不十分
なのではないかというようなことです。
 アメリカでは、地震というのは原子力発電所にとって一番恐ろしい外的
要因であるというふうに考えられています。といいますのは、普通、原発
の事故というのは単一要因故障といって、どこか一つが壊れる、その場合
は多重防護システムあるいはバックアップシステム、安全装置が働いて
大丈夫なようになるというふうにつくられているわけですけれども、地震
の場合は複数の要因の故障といって、いろいろなところが震動でやられる
わけですから、それらが複合して、多重防護システムが働かなくなるとか
安全装置が働かなくなるとかで、それが最悪の場合には、いわゆるシビア
アクシデント、過酷事故という、炉心溶融とか核暴走とかいうことに
つながりかねないわけであります。
 浜岡原子力発電所も、六百ガルという強い地震の揺れに耐え得るから
絶対大丈夫だと中部電力は言っておりましたけれども、ことしの一月
二十八日には社長さんが記者会見されまして、念のために千ガルという
揺れまで耐えるように耐震補強工事をしますということになりました。
ですから、どこまで丈夫にしたら大丈夫なのかということははっきりして
いるわけではございません。
 万々が一、ここで東海地震によって浜岡原発が大事故を起こしまして、
大量の核分裂生成物、炉心にたまっている核分裂生成物が外部に放出され
ますと、これは、例えば浜岡の三号機が百十万キロワットの発電能力を
持っていますけれども、そういう原子炉を一年間運転すると、広島型原爆
七百発から千発分ぐらいのいわゆる死の灰が炉心にたまると言われており
ます。そういうものの何%か何十%か、事故によって随分違いますけれども、
そういうものが放出されますと、要するにチェルノブイリの原発事故のような
ことが起こる。それで、近くに住んでいる住民は急性放射線障害、放射能障害
によってすぐ死ぬ。それからやや離れたところでも、パーセンテージが減って
いくだけで、そういうことが起こる。
 さらに、放射能雲、死の灰の雲が、御前崎の場合は南西の風が吹いている
ことが多いんですけれども、その場合には、清水、静岡、沼津、三島、そう
いうところを通って箱根の山を越えて、神奈川県、それで首都圏にも流れて
くる。これは気象条件、風の速さなんかによりますけれども、十二時間
ぐらいすると首都圏にもやってくる。それで、雨が降ったりしますと、
放射能がその雨粒について降ってくるわけです。
 私が原発震災といいますのは決して地震による原発の事故という単純な
意味ではありませんで、仮に、東海地震によって新幹線が脱線、転覆する
とか、建物がいっぱい倒れる、燃える、そういうことで一万人の方が亡く
なるとします。地震ではないときに、平常時に仮に、万一浜岡で大事故が
起こったときに、放射能で近隣住民が千人死ぬとします。それが同時に
起こったら、では死者は一万一千人かというと、決してそうではないわけ
ですね。
 放射能から避難しようと思っても、地震の被害で、津波や液状化で道路、
橋はずたずた、建物はたくさん倒れて、道路をふさいでいるということで、
逃げようにも逃げられない。浜岡の原発事故に対処しようと思っても対処
できない。一方、新幹線が脱線、転覆して閉じ込められている、あるいは
無数の家屋が倒壊してその中に、まだ生きているけれども閉じ込められて
いる。そういう人たちを、ふだんであれば、まさに神戸のときのように、
あのときはちょっと時間がおくれてしまったわけですけれども、それこそ
自衛隊やボランティアが駆けつけて救出するということができるわけです
けれども、非常に強い放射能があるわけです、襲ってくるわけですから、
恐らくそれはできない。まあ、どうなるかわかりません、決死隊が行くのか
何かわかりませんけれども。通常の震災による生き埋めの人、救出できる人
がかなり見殺しになるんではないか。そうすると、死者が数万人にも十万人
にも及ぶわけです。そういうことが東海地方で起こりかねない。
 さらに、東京に目を移しますと、やや長周期の震動で超高層ビルや何かが
被害を受けて、大勢の人がブルーテントで地面に避難しているというような、
そこへ放射能雲がやってくるわけです。気象条件によっては、かなり東京
でも放射能レベルが高いものがやってきます。そういう場合、本来、人々
は密閉された建物の中に避難すべきなんでありますが、怖くて避難できない
ですし、避難していても水も何もないから暮らせないということで、これは
大変なことになります。
 それで、大体東京あたり、もっと遠くまで長期避難しなければなりません。
急性死亡はしませんけれども、そこにとどまっておりますと体外被曝、体内
被曝というものを受けて、長年のうちにはがんで死ぬおそれがある、また
子孫に遺伝的な影響を与えるということで、避難しなければいけません。
しかし、この膨大な首都圏の人間がどうやって避難するのか。それは大変な
ことであります。
 そういう首都圏を、例えば翌年、今度東京直下地震が襲う。そうすると、
放射能のために本格的な修理もできないでいた、壊れた、損傷した超高層
ビルなんというのが、非常なダメージを受けて弱くなっていますから、
これが轟音を立てて崩れるというようなことが起こるかもしれない。という
わけで、さらに災害は増幅される。そもそも東京は放棄せざるを得ない。
首都を喪失するわけです。そこに至るまでの静岡県や神奈川県という国土も、
もう長年人が住めない、土地が喪失、国土が喪失される。そもそも水源が
汚染されますから水が飲めない、人は暮らせないということになります。
これは日本の衰亡に至るであろう。
 大体、東海地震が起こった途端に、世界の国債市場で日本の国債が暴落
するとかで、世界経済は混乱しますし大変なことだと思いますが、この
原発震災が起これば、これはもう本当に、物理的にも社会的にも日本の
衰亡に至りかねないと思うわけです。
 こういうことがすべて同時に起こりますと本当に大変なわけで、これに
どう対処したらいいか。これはもう地震防災対策というようなことでは
しのぎ切れない。中央防災会議が平成十五年の五月に東海地震対策大綱
というものを立てまして、例えば、事前に自衛隊がどこへどこの部隊を
投入するというような計画をきちんと立てておいて、それに従って、発災
した場合の対応を決めるということをやりましたけれども、この
浜岡原発震災が起これば、そういうものは吹き飛んでしまうわけです。
 結局、私は、現在の日本の国土とか社会の情勢、非常に地震に弱く
なっていて、例えば地方の小さな山村とか地方都市も、地震に襲われた
とき、本来はそこが自立して完結して震災後の対応をしなければいけ
ないんですけれども、そういうことができないような状況になっている。
ということで、私たちの暮らし方の根本的な変革が必要ではないかと
考えています。これは、決して地震とか自然災害に対して受け身、消極的
にやむを得ずやるのではなくて、これ以外のあらゆる問題に通じると思い
ます。現在、日本でも世界でも二十一世紀の非常に大きな問題であります

 そもそも、日本列島にいる限り、地震と共存する文化というものを確立
しなければならない。つまり、従来は自然と対決する文明で、それに
対して最新技術でもってバックアップしようという考え方でしたけれども、
自然の摂理に逆らわない文明というものを我々はつくっていかなければ
ならないと思います。
 要するに、開発の論理、あるいは効率、集積、利便性の論理、それから
東京一極集中、都市集中の論理、そういうものをやはり見直して、保全
とか小規模、多極分散、安全と落ちつき、地方自立、国土の自然力と農山
漁村の回復といったようなことをキーワードにして根本的な変革が必要で
あると、地震災害を考えると私は強く思います。
 なお、原子力発電所に関しては、これはいろいろなほかの問題もある
わけですけれども、本当に危険でありまして、浜岡だけではありません。
例えば若狭湾に十三基の商業用原発がありますけれども、ここも地震の
危険性は高いところであります。そういうことからして、全国の原子力
発電所の原発震災のリスクというものをきちんと評価して、その危険度
の高いものから順に、段階的に縮小する。必然的に古いものが縮小される
ことになると思いますので、そういうことを考えない限り、大変なことが
起こって、世界が一斉に救援に来てくれて、同情してくれるでしょう
けれども、逆に世界じゅうから厳しい非難を浴びるということにもなり
かねないわけで、こういうことを急いでやることは日本の責務だろうと
思います。
 以上です。どうもありがとうございました。(拍手)

石橋克彦教授の国会公述・聴講議員名簿

2011-04-26

今から6年前の国会(衆議院予算委員会)公聴会に招かれた石橋克彦神戸大学都市安全研究センター教授(当時)が原子力発電所震災について詳しく公述した、まさにその警告どおりの「事象」が発災してしまった。この国会での公述に関する限りにおいては、結論として「なにも活かされなかった」と言うしかなさそうだが、では石橋教授の講義を聴いた議員たちは警告をどのように受け留め、その後どのように活用したのか、また、しなかったのか?
活かそうと努めた議員はともかく、ただ聞き流しただけでなにもしなかった議員は、国民の委託に応えられなかった責任を自覚して辞職するがよかろう。国会の会議録から「聴講した議員」を示す、以下:

■□■□■□■□■□■□■

第162国会 衆議院予算委員会会議録
平成17年2月23日(水曜日)午前九時開議
 出席委員
   委員長 甘利  明君
   理事 伊藤 公介君 理事 金子 一義君
   理事 渡海紀三朗君 理事 松岡 利勝君
   理事 茂木 敏充君 理事 佐々木秀典君
   理事 島   聡君 理事 田中 慶秋君
   理事 石井 啓一君
      伊吹 文明君    石原 伸晃君
      植竹 繁雄君    尾身 幸次君
      大島 理森君    岡本 芳郎君
      奥野 信亮君    河村 建夫君
      北村 直人君    小泉 龍司君
      後藤田正純君    鈴木 淳司君
      玉沢徳一郎君    中馬 弘毅君
      津島 雄二君    永岡 洋治君
      西川 京子君    根本  匠君
      萩野 浩基君    二田 孝治君
      村井  仁君    森田  一君
      石田 勝之君    稲見 哲男君
      生方 幸夫君    大石 尚子君
      吉良 州司君    小泉 俊明君
      篠原  孝君    辻   惠君
      中井  洽君    中津川博郷君
      中塚 一宏君    永田 寿康君
      長妻  昭君    西村智奈美君
      原口 一博君    樋高  剛君
      古本伸一郎君    松木 謙公君
      米澤  隆君    佐藤 茂樹君
      坂口  力君    田端 正広君
      佐々木憲昭君    山本喜代宏君
    …………………………………
   公述人
   (東京大学大学院経済学研究科教授)        井堀 利宏君
   公述人
   (前岐阜県知事・前全国知事会長)         梶原  拓君
   公述人
   (神戸大学都市安全研究センター教授)       石橋 克彦君
   公述人
   (東京学芸大学教育学部教授)           山田 昌弘君
   公述人
   (東京大学東洋文化研究所教授)          田中 明彦君
   公述人
   (暮らしと経済研究室)  山家悠紀夫君
   公述人
   (株式会社ニッセイ基礎研究所上席主任研究員)   武石恵美子君
   公述人
   (埼玉大学経済学部教授) 伊藤  修君
   財務大臣政務官      倉田 雅年君
   予算委員会専門員     清土 恒雄君
    ―――――――――――――
委員の異動
二月二十三日
 辞任         補欠選任
  河村 建夫君     永岡 洋治君
  津島 雄二君     岡本 芳郎君
  福田 康夫君     奥野 信亮君
  岩國 哲人君     大石 尚子君
  津川 祥吾君     松木 謙公君
  辻   惠君     稲見 哲男君
  照屋 寛徳君     山本喜代宏君
同日
 辞任         補欠選任
  岡本 芳郎君     津島 雄二君
  奥野 信亮君     鈴木 淳司君
  永岡 洋治君     河村 建夫君
  稲見 哲男君     辻   惠君
  大石 尚子君     古本伸一郎君
  松木 謙公君     西村智奈美君
  山本喜代宏君     照屋 寛徳君
同日
 辞任         補欠選任
  鈴木 淳司君     福田 康夫君
  西村智奈美君     津川 祥吾君
  古本伸一郎君     岩國 哲人君
    ―――――――――――――
本日の公聴会で意見を聞いた案件
 平成十七年度一般会計予算
 平成十七年度特別会計予算
 平成十七年度政府関係機関予算

フクシマについてのツイッター

2011-04-22

Twitter No.02

菅首相の記者会見:放射性物質を海へ投棄したことについて、政府としてどのように検討した上で許可したのか、また隣国へすら事前通告をしなかった等、国際社会の怒りと心配を高めていることについて、謝罪どころか、なにひとつ言及しなかった。記者もだれひとり指摘しなかった。はずかしきかな、日本。
2分前

河野太郎 4月21日:救済されるべきは東電ではない 今朝の各紙に東電の賠償に関する政府支援の枠組みが掲載されている。正式決定でもないのに、各紙に同じ内容が載るというのも変な話だが、様子見のアドバルーン、あるいは既成事実化を狙ったものだろう。
13時間前

東電の会見。40日経っても全然変わらぬ、のらりくらりの態度。マスコミ記者の、ぬるさにぶさ。「格納容器に問題はない」と発言したことを、ボケーッと聞き流すんじゃないっ! 菅さん、おしのびで記者会見場に行って、あなたも質問してみたら?
Apr21日

「青写真」は、先ず菅首相の責任の下で政府が示すべきなのだが、メンバーを集めて意見を募ることが自分の仕事だと思っているようだ。仕事の分からない社長と同様の状態といえる。(山崎元)
Apr20日

メタボなキリギリスを蟻たちは支えきれない(浜矩子・同志社大学大学院教授)「日本の救いはグローバルスタンダードから最も遠いところにあった」震災で露呈した均一化と集中に頼る国づくりの限界
Apr20日

むずかしいことを言ったって票にならない。字が多いと読んでもらえない。みんながうなづける、あたり障りのないことを言っておけば、少なくともそのために票が逃げる心配はない。つまり、選挙民をなめているのだ。一方、なめてかからないと当選の見込みはないだろうというのも悲しい現実。
Apr19日

市会議員選挙が始まった。昨日はわがやのそばを選挙カーが10台くらい通ったが、「がんばります」「住みよい町にします」「お願いします」のたぐいを脱して、政治的理念、見解、具体的問題点を云うものは皆無だった。
Apr19日

 リニア中央新幹線の整備計画を審議する国土交通省交通政策審議会の中央新幹線小委員会(委員長:家田仁・東京大学教授)は4月14日、東日本大震災を踏まえた地震対策などを議論。計画の変更は必要ないとの判断で、大筋合意した。この日の議論を踏まえ、4月21日に最終答申案を公表する予定だ。
Apr19日

2007年秋の福田・小沢会談(密談)のテーマは「大連立」というのが相場のようだが、わたしは小沢代表(当時)のコメントを聴いた瞬間、「日米同盟からの離脱」だと直感した。
Apr18日

公文書管理法は、福田康夫内閣総理大臣が法制化を指示したことで、法制化の流れが固まった→官僚たちにきらわれた福田内閣は短命に終わった、という説。
Apr18日

原発災害で避難区域に置いてきぼりにされた犬猫は、汚染された土を這い、寝ころび、自分の毛を舐め、体内被曝しているから、人間の子どもたちが触れれば、感染する危険がある。哀れだが、被曝した犬猫を救護できる可能性はほとんどない。
Apr18日

○△ミルクとかいう電話セールスがあった:40代以上の女性向け健康食品だそうだ。「今この時期、年寄はむしろどうでもいい、乳幼児、青少年、若いお母さんたちの食事を心配しなさい。そんなつまらない電話をかけまくって、あなた自身の大切な時間をお金ほしさに浪費するのはやめなさい」と説教。
Apr15日


300年後の歴史教科書

2011-04-15

Twitter:aduminoakatombo ★020
将来、原発をやめるとしたら、揚水発電所は無惨な形骸をさらすことになる。
なかでも、神流川(かんながわ)発電所の上流人造湖の南相木ダムは涸れ果て、
巨大な反省モニュメントと化すだろう。

■□■□■□■□■□■□■

   300年後の歴史教科書

東北地方太平洋沖地震、東北関東大震災、東日本大震災・・・
未曾有の、想定外の、そして
発生から1か月たった今なお、予断をゆるさない、
緊迫状況下にある福島原子力
【核発電】所・・・

300年後、人類がまだこの地球に存在しているとして、
いや、きっと生きつづけるとわたしはおもうのだが、
その頃の世界中のこどもたちは
それぞれの言葉で書かれた歴史の教科書によって
フクシマ の教訓を学ぶだろう
ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリ、それらの先触れに
つづいて襲った極大震災、
フクシマ こそ、
人類史における最大の転換点であった、と。

何千年、何万年、何十万年、
人類は夢をみていた。
道具を使い、道具を作り、改良をかさねれば、
つらい肉体労働からのがれ、時間のゆとりをうみ、
もっともっと人間らしい生き方ができるだろう・・・

しかし、それは幻想にすぎなかった。
際限のない機械化はけっして人類に幸福をもたらさない。
ほんとうの人間らしい生き方とはなにか?
地上のいたるところで人々は気づき、心を入れかえた。
そうして人類は続いて起こるかもしれなかった破局をのがれ、
存続することができた。
フクシマ2011 の犠牲になった、何万人、何十万人の
墓標のうえに。
     2011.04.15 李葉聿


twitter も始めました

2011-04-14

ブログにすこし先立って twitter も始めました:

★019
原子力安全委員会が過去、福島第1ほかの耐震審査をおこなった記録はたくさんあるが、津波対策の審査記録はどこにあるのか?

★018
関村直人の嘘、承前:さらに、アナウンサーが4号機北側壁面のつぶれたあたりを指して「このあたりですか」と問うと、「たぶん(そうでしょう)、想像するしかありませんが」と。この言の直後、平面図を検索したところ、H19.6.19付の東電報告文書に図面があった。正しくは、南側である。

★017
関村直人(東大大学院教授)のNHK解説3.18における嘘:焼けた4号機の無人偵察機による写真に向かって男性アナウンサーが「使用済み核燃料プールはどこですか」と訊いたのに「知りません」と。同プラントの各種調査にかかわった専門家が知らないわけがない。

★016
原子力の(平和)利用は最大多数の幸福をもたらすのだから多少のリスクを我慢するのは仕方がないという論理は、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下についての米国政府の言い訳に通底する。

★015
「レベル7」発表に際して、チェルノブイリと比較して説明するのは当然だが、現時点でと断りながらも危険度を低くみせようとする態度は、後日世界中の非難を増幅させることになろう。とくに、まだ死者を出していないとの発言は重大。3.11当日から行方不明と発表しつづけていた東電社員2人は?

★014
レベル4から5へ引き上げられた先月18日夜のNHK報道、「今後この評価がかわる可能性はあるのですか?」というアナウンサーの質問に、解説の関村直人教授は「レベル問題」にはひとこともふれることなくはぐらかしたコメントのみ。その老獪な政治家のような態度がつよく印象に残っている。

★013
地震:今朝(4.12)7時30分頃、寝室にいて感じた。私の評価(素人)は震度3、長野県大町市社。

★012
ソプラノ川口聖加さんのブログを読み進むうちに、その正直さ、誠実さ、思索の深さに感応して心のふるえる思いがした: チャリティーという大きな看板を掲げず、チャリティーという目的でお客様を集めず、お客様も聴きにきて初めてそのチケット代の一部が寄付されることを知る、で良いと思っています。

★011
【カラ】

★010
福島第一原発の2本の放水口の先は海岸線から何キロ沖の深さ何メートルの海底まで伸びているのだろう? 直径は何メートル? 定格運転中は摂氏何度の湯を毎秒何トン放水しているのかも知りたい。記者さん、お願い! 

★009
おなじみ保安院の会見風景でよくある場面の一例 : 場内記者席から、福島第一原発プラントの南北放水口間距離を質問されて、「今ここに地図がないのでわかりません」と言ったまま後ろを向いて、同僚とコソコソ・・・・

★008
原子力保安院の会見を世界中の人々は日本政府の意思見解とみなして傾聴している。が、担当官は「~と私は感じております」「~する計画だと聞いております」「~したいと思っております」などと個人的感想ばかりしゃべっている。

★007
同調圧力・・・「正しい」ことに抵抗する難しさ:たとえば、挨拶運動キャンペーンや交通安全協会の巡回車を公金の浪費だと感じている人は多いと思われるが、止めるようにとの声は聞いたことがない。

★006
風評被害という言葉が定義も議論されることなく自己増殖している昨今の観、しかも政府がその震源になっているとは嘆かわしい。判例を示すべき。

★005
時々行く店の、気になっていた館内放送がきのうも繰り返されていた。 「○○○をお受け玉割り致します」 ○○○を承ります、で十分に丁寧、かつ敬意もこめられているのに、なぜこんなに飾り立ててごてごて言いたがるのだろう。

★004
福島第2原発構内で地震発生当日のうちに死亡したと推定される「作業員」が、なぜ生死も確認されないまま放っておかれ(12日午前11時まで)、正午頃になってやっと「救出」方法が検討され、搬出「作業」が午後5時過ぎまでかかり、13日午前0時以降の発表文書には記載すら消滅したのはなぜか?

★003
震災報道において原子力発電所に関する「事象」は特A級の速報ランクに位置づけられる。 しかし、今度もNHKを筆頭にして大手メディアは遅い、遅かった。そのうえ、内容も表現も、当局発表、大本営発表そのままの垂れ流しだ。

★002
きょうは孫の入学式。ま新しいランドセルを背にした子どもたちを目にすると、きまって思い出す名句がある:学歴の第一歩詰めランドセル

★001
経済産業大臣あて行政文書開示請求書を提出しました(2011.4.1)。文書の名称等 : 東京電力新高瀬川発電所の平成23年3月の発電実績の詳細 ▲私は、当該発電所の所在地、長野県大町市の住民です。計画停電を許可する場合、政府が各発電所の稼働状況を把握していないでは済みません。 
プロフィール

仁科の囁き

Author:仁科の囁き
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1945年7月中国山西省生まれ 翌年6月引揚 郷里岩手県北上市へ のち茨城高萩、東京多摩、宮崎日向、山口岩国を経て 中学高校は広島市 東京での大学生活(専攻独文)を終えてすぐ信州へ 
押田成人神父に師事 大工修業を経て 開発阻止活動に専念 
あづみの道草あかとんぼの会代表 国営アルプスあづみの公園・友の会事務局長 東ティモール支援・信州事務局 原子力行政を問い直す宗教者の会世話人ほか 

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