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パブリックコメント : リニア中央新幹線

2011-05-05

交通政策審議会陸上交通分科会鉄道部会中央新幹線小委員会答申(案)
に関するパブリックコメント

1 団体 
2 あづみの道草あかとんぼの会
3 398-0003 長野県大町市社4095 及川稜乙(代表)
4 0261-23-2975
5 【メールアドレス】 

意見

★3.①(ⅰ) 
超電導リニア方式の方が在来型新幹線方式に比べ費用が高くなるものの、時間短縮等による便益がより大きくなり、費用対効果7の観点からは相対的に有利

意見:この認識は間違っている。

理由:1編成当りの輸送量が在来型新幹線に比して著しく少ない超電導リニア方式において、費用便益の課題をクリアーするためには、片道1時間あたり10000人の輸送が可能という条件を満たすものとされているが、これまでの委員会の議論を見る限り、この問題を故意に避けているように思われる。
また、乗客の立場からも、航空機に搭乗するさいと同等の厳重なチェックを受ける(ミルクやライターなどの持ち込み禁止)ことになるため、在来の鉄道を利用するような手軽さという観点からは、むしろ便益は減ずるものと評価される。

★3.①(ⅲ)異常時の対応
在来型新幹線方式は、これまでの技術面・ノウハウ面での成熟度の高い蓄積に
より、地震等の異常時における安全確保について十分な実績を有している。

意見:この表現は論理性を欠いたものである。

理由:過去に大事故に遭遇しなかったことが「十分な実績を有している」ことの証明にならないことは、このたびの原発震災であきらかである。

★3.①(ⅲ)異常時の対応
一方、超電導リニア方式は、これまでの技術的な検討により、地震や大深度地下での火災等の異常時における安全確保について、整備計画段階での対応方針が示されており、その内容が小委員会において確認されている。

意見:この表現の意味するところが不明である。

理由:このたびの原発震災において、東京電力が想定できなかった津波の規模を、内閣府の原子力安全委員会も経済産業省の原子力安全・保安院も確認した上で「よし」と許可したのである。

★3.② 新たな鉄道技術の確立
超電導技術については、他分野への応用も期待される。

意見:他分野への応用とは何か、具体例をあげるべきである。

理由:リニアモーター・マグレブは、物理学的工学的技術においては大量輸送手段に応用する可能性もあるであろうが、現実問題として今の国際社会環境のもとでは、テロ対策等、あまりにもリスクが巨大であり、選択可能な分野は他に求めるべきである。将来の宇宙旅行に貢献できるからというなら、はっきりそれを目指した研究開発のプランを建てる方が国民の賛同を得易いであろう。

★3.②
超電導リニア方式は、我が国の独創的な走行方式であり

意見:認識不足のうえに傲慢な物言いである。

理由:SDI技術の1分野であるレールガン研究の指導者ジョン・バーバー博士はすでに1980年代、この技術について「列車の未来を切り開いていくものになるかもしれません」と述べている。(NHK取材班「アメリカ国防総省SDI局」p.170)
宇宙ステーションや人類の月面往還の技術を有する米国はリニアモーター・マグレブ技術においても同レベルの水準にあるのであり、その経験をもってしても現時点で大量輸送は不可能と判断しているのである。だから、サンフランシスコ・ロサンゼルス間大量輸送構想の選択肢にすら挙げないのであろう。
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プロフィール

仁科の囁き

Author:仁科の囁き
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1945年7月中国山西省生まれ 翌年6月引揚 郷里岩手県北上市へ のち茨城高萩、東京多摩、宮崎日向、山口岩国を経て 中学高校は広島市 東京での大学生活(専攻独文)を終えてすぐ信州へ 
押田成人神父に師事 大工修業を経て 開発阻止活動に専念 
あづみの道草あかとんぼの会代表 国営アルプスあづみの公園・友の会事務局長 東ティモール支援・信州事務局 原子力行政を問い直す宗教者の会世話人ほか 

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